【日本酒】 山川光男 2024 あき 720ml

山形県の有志4蔵による共同プロジェクトのシリーズ32作目

頭の上に一升瓶を乗せお辞儀をしながら酒をつぐ、つぐ酒がなくなると機嫌が悪くなる、お風呂に入るときは熱燗にならないように頭を温めない、生ハムが大好きらしい、山形の自然に囲まれながらぼーっと寝そべるのが好き、そんな「山川光男」という男が注目を集めています。

「山川光男」とは仮想のキャラクター。蔵人交換やイタリア研修など、蔵同士の新たな刺激や技術向上を目的として発足した山形県の若手4蔵によるプロジェクトの中で共同醸造という発想で生まれたお酒（人物）です。山形正宗の「山」、楯野川の「川」、東光の「光」、羽陽男山の「男」と、それぞれの銘柄から一文字ずつとり一人の人物と見立て名づけられました。

「2024 あき」は小嶋総本店(東光)が醸造を担当いたしました。

山形県のオリジナル酒造好適米「出羽燦々」を原料米に、宝暦時代(1761年頃)の酒造りで麹歩合が30％台だったことをヒントに、麹歩合高めの仕込みで醸しあげました。

柑橘系果実にも似たニュアンスあるやや華やかな香り、口当たりマイルドに滑らか、しなやかな旨みは落ち着いた瑞々しさ、心地よい酸が全体をスッキリまとめあげた仕上がりです。

「2024 あき」のラベルは、光男さんが気合を入れていつもより沢山の麹を造りまくっている様子を描いています。

今期の山川光男のテーマは「時代を超えた酒造り」だそうです。山川光男のコミカルなラベルと、テーマに沿って各蔵が発揮するこのシリーズならではのウマさを存分にお楽しみ下さい。

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